糠脂質(LPS)を含む玄米
毎年この季節になるとウイルスに感染しやすく、今年は特に新型コロナウイルスの影響もあって、手洗いうがいに気を配ったり、栄養のある物を食事にと、皆さんとても気を付けていると思われますが、日頃から口にする食事が、いかに大切かということを改めて実感しているのでしょうか。何を食べたら健康維持に役立つのか懸命に探している方を多く見受けます。当店が以前からおすすめしているのは、最もスタンダードな食材「玄米」です。
実は玄米には、LPS(リポポリサッカライド)と呼ばれる糠脂質がはいっています。細菌由来の免疫ビタミンとも言えるLPSは、穀類・野菜・海草などに多く含まれています。土の中の細菌は、窒素やリンを植物が利用できるように変換し、植物の生育を助けています。細菌数が多い=良い土だと言えるでしょう。土の中の細菌は根菜だけでなく葉野菜や穀類にも結構付着しており、意外なことに海草にも付いています。その細菌は通常食べる前に殺菌されますが細菌の成分であるLPSは残るため、食材とともに自然摂取されるのです。これを積極的に行うことで、今の時期に有効な効果が期待できると言われております。
普段のご飯を玄米に変えてLPSを取得するのは比較的簡単に出来そうですね。

命=芽を出すためのエネルギーを戴く
玄米には基礎的な栄養素である、タンパク質・脂質・炭水化物・食物繊維・灰分のほか、ビタミンE・B1・B2・ナイアシン・ビタミンB6・葉酸・パントテン酸・ビオチンなどのビタミン類や、ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・銅・マンガン・セレン・モリブデンといったミネラルが詰まっています。玄米が栄養食と言われるのも納得です。白米との大きな違い、それは、玄米は土に播けば芽が出るということです。つまりは命を宿しているということ。ここが一番大事な点です。芽を出すためにはかなりのエネルギーを必要とし、そのために玄米は栄養を蓄えているのです。
同時に、玄米=種子にもなるということから、種を持つ植物のすべてに含まれていると言われる「生物毒」も含まれています。玄米について調べたことがある人なら、「アブシジン酸」「フィチン酸」というワード、一度は聞いたことがあると思われます。これらは、芽を出す条件が整うまで、種を腐らせない・発芽させない、という役目を担っています。しかし、これらがそのまま人体に入ると宜しくない結果を生み出すことになるようです。
これを解消するには、玄米を炊く前にしっかりと浸水し発芽させること、いくら玄米の栄養価が高いからと言って頼りすぎるのではなく、ほかの食べ物を上手に組み合わせる、ということをしっかり行えば問題はないようですので、ご安心ください。
もう一つ気を付けてほしいこと。玄米で一番栄養価が高い糠層や胚芽部分は、実は農薬が残留しやすい部分でもあります。そこは脂質が多く、農薬は脂に溶けやすいからです。身体に良いと思ってせっせと玄米を食べても、農薬まで摂取するのは全く意味がないですよね。
ここで、無農薬・自然栽培の玄米「森下さんのお米」をご紹介させて頂きます。

自然のまま、時に厳しさも
森下さんは自家栽培で種からお米を育てます。八代海と九州山地から吹く風、年間2000mmの降雨、さらに年間日照約2000時間の太陽の恵みで稲はすくすく育ち、無肥料・無農薬栽培で1年1作で丁寧につくっています。
森下さんの信念は「自然のままによそから何も持ち込まない」農薬はもちろんのこと、その田んぼで作られた肥料分以外の肥料は一切与える事はないそうです。
定植するのは1本の稲苗が頑丈に育つ大きさの20〜25cmになってから。植え時は病中がつきにくいよう稲同士のすき間をゆったりとあけて風通しをよくし除草には「ジャンボタニシ」が活躍するそうです。
淡水巻貝であるジャンボタニシ、この種類では極めて大型で、殻は最大5~8cmにもなるとのことです。雑食性であるジャンボタニシは植物、動物関係なく水中にいる有機物を幅広く摂食しています。そのために田んぼに生えるいろんな雑草もジャンボタニシに食べてもらうことで、除草剤を使うことなく元気な稲を育てる事ができるとのこと。
しかし、いいことばかりではないようで・・・何でも食べてしまうジャンボタニシは、まだ小さくて柔らかい時期のお米の苗もむしゃむしゃ食べてしまうのだそう。なので、一反の田んぼからとれるお米の量もその分は減ってしまうらしいです。恩恵に預かるだけではなく、一方でこういったリスクもあるということなんですね。

氷川町特有と言われる粘土質の土壌、済んだ地下水、そして肥料をやりすぎることがないため、本来のお米の味が最大限に引き出されています。あっさりしていて後から甘みを感じる、素朴だけど優しい味わいのお米は様々な食材とマッチします。また、色彩選別機を通していますので、籾や黒い粒がほとんどありません。
自然農法のお米は甘みもなく味気ないのでは?と思われるかもしれませんが、一度召し上がっていただければ、その良さがきっとわかっていただけると思います。

今回玄米について色々調べてみて日頃からお米についてあまり考えた事がなかったのですが、稲を育てる方法が違うだけでこんなにも栄養素が変わることにびっくりしました。
糠の有無でもここまで違うとは…
現在進行中のコロナウイルスで世界中が混乱していますが、手洗い・うがいも行って、栄養を摂り、お風呂に入って、ぐっすり眠り、ウイルスに負けない身体作り頑張っていきましょう。
商品ラインナップ
そんな玄米及び「森下さんのお米」
シードリーフでもいくつかのバリエーションを扱っています
それではここからはいくつかの商品ラインナップを紹介したいと思います

■商品名
森下さんのお米 750g
■商品特徴
自家採取のタネから育てるお米。
ジャンホタニシとの共生で無肥料・無農薬の自然栽培。
あっさりして後から甘みがくる、
素朴だけれどやさしい味わいのお米は、さまざまな食材とマッチします。
色彩選別機を通していますので、籾や黒い粒がほとんどありません。
玄米で食べる方に特におすすめです。
■原材料
29年度ヒノヒカリ
■内容量
750g
■保存方法
高温多湿を避け開封後はお早めにお召し上がり下さい。
■原産国
熊本県八代郡氷川町
■販売元
シードリーフ合同会社
商品詳細はこちらから

■商品名
森下さんのお米 2kg
■商品特徴
自家採取のタネから育てるお米
ジャンボタニシとの共生で
無肥料・無農薬の自然栽培
あっさりして後から甘みがくる、
素朴だけれどやさしい味わいのお米は、さまざまな食材とマッチします。
色彩選別機を通していますので、
籾や黒い粒がほとんどありません。玄米で食べる方に特におすすめです。
■原材料
30年度ヒノヒカリ
■内容量
2kg
■保存方法
高温多湿を避け開封後はお早めにお召し上がり下さい。
■販売元
シードリーフ合同会社
■原産地
熊本県八代郡氷川町
■商品区分
食料
商品詳細はこちらから

■商品名
森下さんのお米 5kg
■商品特徴
自家採取のタネから育てるお米
ジャンボタニシとの共生で
無肥料・無農薬の自然栽培
あっさりして後から甘みがくる、
素朴だけれどやさしい味わいのお米は、さまざまな食材とマッチします。
色彩選別機を通していますので、
籾や黒い粒がほとんどありません。玄米で食べる方に特におすすめです。
■原材料
30年度ヒノヒカリ
■内容量
5kg
■保存方法
高温多湿を避け開封後はお早めにお召し上がり下さい。
■販売元
シードリーフ合同会社
■原産地
熊本県八代郡氷川町
■商品区分
食料
商品詳細はこちらから

■商品名
森下さんのお米 2kg&もち麦2個セット ギフト
■商品特徴
・森下さんのお米2kg
自家採取のタネから育てるお米です。
無肥料・無農薬の自然栽培。
籾や黒い粒がほとんどありません。
玄米で食べる方に特におすすめです。
・オーサワの有機もち麦2個
熊本県湯前産有機もち麦100%
有機JAS認定品。産地限定品。
もちもちした食感でほんのり甘い味わいです。
■原材料
・森下さんのお米
30年度ヒノヒカリ
・オーサワの有機もち麦
有機もち麦(熊本産)
■内容量
・森下さんのお米
2kg
・オーサワの有機もち麦
150g(2パック)
■保存方法
高温多湿を避け開封後はお早めにお召し上がり下さい。
■販売元
・森下さんのお米
シードリーフ合同会社
・オーサワの有機もち麦
オーサワジャパン株式会社
■原産地
・森下さんのお米
熊本県八代郡氷川町
・オーサワの有機もち麦
日本(熊本産)
■商品区分
食品
商品詳細はこちらから
*この記事を書いた人*
プロフィール
*mea*
まさにアレルギーを持つ娘がいながら、
アウトドアやキャンプ好きな3人の娘を持つ40代後半の母。
人や地球に優しい食品や商品を自分自身が知ることと、
沢山の人にもっと知ってもらいたいと思い、
日々勉強させていただいています。
また、ご紹介させていただきたい商品に出会えましたら、
お届けしたいと思いますので、お付き合いいただけたら幸いです。